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cup いよいよスタートします!

2017.10.14 Sat

先日お伝えした、リレーイベント。
明日15日午前0時にサイトオープンです。

最初のお話は、リレー本編(全員でのリレー)、朝6時に始まります。
そこから3時間おきに、次々とお話の花が咲いていきます。
期間は2週間。
全部で100を超えるお話が展開されます。

リレー本編のほかに、
Comedy
Pure Love
Battle
Fantasy
Darkness
各グループのそれぞれのお話が順番に走り出します。

すごいでしょう?
壮大でしょう?

いろんなCPのお話が入っていますので、お気に入りの作家さまを手がかりに読むのもよし。冒険して、他のCPのを読むのもよし。ただし、いつもと違うCPにチャレンジしてらっしゃる作家さまもいるので、気をつけてくださいね。私は、少数派のお手伝いで書いています。

また、お気に召さないお話もあるかもしれませんので、注意書きなどお読みくださるとありがたいです。

テンプレートはある作家さまの力作です。もう、すごいです!
そして、お話以外にも、いろいろな見所があります。ほんとに、みなさん、なんて多芸多才なんでしょう。
いろいろな裏話など、また書いてみたいな、と思っています。

それでは、もうしばらくお待ちくださいね。




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cup 巡る季節の中で 10

2017.10.11 Wed
露草の青

夏も終わりになった。ふと露草が目に入った。ハッとするような青い花。昔はこの花の液で着物の下絵を描いていた、と何かの本で読んだことがある。水に晒すと消えてしまう儚い色。花の色はこんなに鮮やかなのに。

**

大学に行くと、なんだか構内がざわめいているような感じがした。何か行事でもあるのだろうかと思ったら、4回生の卒論に向けての中間発表の日らしい。なんだか必死な人がいっぱいいるなあ、と思いつつ、まだ3回生の私には遠い話で、そのままいつものように授業を受けに行った。

お昼休み、ラウンジに向かうと、あちこちから、女の子たちの歓声が聞こえる。これまた何事かと思ったら、F3が久しぶりにそろってきているらしい。うれしくなって、F4ラウンジに足を向けた。

「お前、もうほとんどできてるんだろ」
「ああ、あとは、教授の承認を得るだけ。そうしたら、口頭試問の準備に入れる」
「俺もだ。12月末に提出すれば、まあ口頭試問以外は大学に来ずに済む」
「総二郎は院に進むっていってなかったっけ?」
「迷ってたんだがな、京都の寺に修業に行かされるし、それなら京都の大学院へ行こうかと思って」
「そっか…。俺らは研修だな。」

みんなの言葉が聞こえて、足が止まった。
そうだ。そうだった。みんなは4回生で、もうすぐ卒業するんだ…。

今は高校時代と違って、大学には友達もちゃんといる。桜子もいる。でも、F3がいなくなる。そう考えるだけで、こんなに悲しい。怖い。どうしよう…。

「牧野?」
いつの間にか類がそばに来ていた。
「どうかした?顔が青いよ。気分悪い?」
肩を抱かれて、ソファーに座ったけど、震えが止まらない。
「なんだ、牧野、具合が悪いのか?」と美作さん。
「風邪でも引いたか?」と西門さん。

思わず、顔を覆って泣き出してしまった。
…泣いたって仕方がないのに。
でも悲しかった。
あたしの周りには誰もいなくなってしまう…!
3人は驚いた様子で見ていたようだけれど、涙が止まらなかった。

まだしゃくりあげていたけれど、なんとか泣き止み、ぽつりぽつりとわけを話した。
「牧野」と呼んだ西門さんが、おでこに思いっきりデコピン。
「イタッ!」
「牧野」と優しくささやいた美作さんが、頭をポンポンと叩く。
「ふえ…」
「まーきの」と笑いながら類が、真っ赤になった鼻をつまんでくる。
「フガッ」

「牧野、おれたちはダチだろ」と美作さん。
「呼べば、いつでも飛んでくる」と類。
「そんなことで泣くな!」と西門さん。

思わず、笑顔になった途端、ぐ~~~~っという音がした。
…安心した途端におなかが鳴ってしまった。
呆れたような顔をしていた3人は、それぞれ、ブハッとかゴホッとかいう音を立てて、げらげらと笑いだした。
えへへ、と自分も一緒に笑ってしまった。

ツユクサの染料で書いた下絵は、いつか消えてしまう。でもその代わりに、新しい色で描かれた絵がそこに残る。

高校時代とは違う、あたしとF3。
次に進むことを恐れることはない。彼らとの間にはしっかりとした、“絆”があるのだから。

cup ご無沙汰しております

2017.10.07 Sat

ご無沙汰しております。
いきなり涼しくなりましたね!金木犀が咲き始めました。

10月に入り、今週から本格的に今年度後半の仕事が始まりました。これから1月末までマラソン状態で、常に走り回ることになります。
夏の間にため込んだ脂肪を消費すべく、あくせくと動くのですが、年々、体重が落ちにくくなっているのを感じます。仕方ないですね。

さて、告知をご覧になった方も多いと思いますが、今月半ばから大きなイベントが始まります。こちらみたいな離れ小島ブログにもお声かけいただいて、この夏こっそり参加しておりました。

なんせ、ブログを始めたのが去年で、FC2ブログもいまだ使い方がわかってない状態。それに加えて、スマホを持ったのがこの4月から。それまでに携帯電話も持っていなかった、レトロな人種。打ち合わせでのLINEの発言も???なことが多く、見るだけのことも多かったです。

いまさらのように感じたのが、自分の書くものの文字数の少なさ。長編は書けないと自分でも思っていたのですが、イベントに参加されてる方々は、私が中編だと思っているものを、1話にして書かれるのです。圧倒的な筆力の差におののきました。

イベントは、準備も詰めの状態、もうしばらくお待ちくださいませ。
私はささやかに、ちょっとだけ参加しています。

さて、こちらのブログ、更新がずっと止まっております。まことに申し訳ないです。
夏の間にお話を書き溜めて、と思っていたのですが、仕事の準備とイベントに参加したため、思うに任せず、中途半端な状態になってしまっています。

現在書いているのは、
類つく中編
総つく中編
つかつく中編
それと短編集の「巡る季節の中で」になります。

中編は書き終えてから分割してUPしようと思うのですが、みな半ばまで書いたぐらいの状態になっていて、もうバッサリと短くしてしまおうかと悩んでいます。
「巡る季節の中で」も早く書き上げないと、それこそ季節が変わってしまう!と焦っています。

とりあえずは、イベントが始まるまでに、短編だけでもUPできればいいな、と思っています。

イベントに参加された人気ブログの作家様方は、イベントの準備もしつつ、自分のところのブログの更新も頑張っておられて、自宅がすぐに滞ってしまった自分を反省。まったく修業が足りん、です。

こちらは、申し訳ないですが、マイペース更新。もうしばらくお待ちくださいませ。

イベントは3時間ごとにいろんなお話が公開されます。読み応えたっぷりです。どうぞお楽しみに。



cup リレーイベントのお知らせ

2017.09.30 Sat

花束を君に〜21の翼〜
異種CP21人の二次作家によるイベントを開催します♬


サイトオープン日     10月15日0時00分頃〜11月下旬頃
(それ以降はサイトはクローズし、各々のブログでの公開となります)

サイト公開日            10月15日6時00分〜10月28日(あとがき)まで 毎日8話ずつの公開となります。
コメントはオープンコメントのみ受け付け致します。
どうしても秘密でコメントを残したい場合は、各サイト様へ直接コメントをお願い致します。
異CPのイベントです。各作家さまの士気の低下に繋がりますので、誹謗中傷などのコメントはご遠慮ください。


Romance(リレー本編)、Pure Love(純愛)、Comedy(コメディ)、Fantasy(パラレル)、Battle(ドンパチ)、Darkness(ダークネス)と6つのカテゴリごとにリンクを貼っております。
お好きなお部屋にどうぞ♬

翼バナー(350×350px)

リレーサイトバナー
リンク貼付の場合には、イベント管理人までお声掛け下さい。

Romance
ラブ(R)度★★☆☆☆/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★☆☆☆/ドンパチ度★★★★☆/シリアス度★★★☆☆
家庭料理レストランを営むつくしちゃん。飾らない魅力に惹かれて、御曹司たちが集まってくるお店。その中の幼なじみ4人組が本気で落とすべく、デートに誘うが、さて、つくしちゃんは誰の手に?
4つのCPごとにエンディングが多数用意されております。
是非お楽しみください。
10月15日〜 6時、12時、18時公開

Pure Love
ラブ(R)度★★☆☆☆/ロマンチック度★★★★★/コメディ度☆☆☆☆☆/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度★★★☆☆
約束の4年を守って帰国した司。まだ学生だったつくしと婚約だけはしたものの、それから5年。二人の仲は続いていたが、つくしは結婚を言い出さなくなった司に不安を感じていた。そして、その不安に気づいたのは、司ではなくF3だった・・・。
※こちらのエンドは一つのみになります。希望のエンドでない方もいらっしゃると思いますが、笑って受け止めていただけると励みになります。
参加者:あお様、Gipskräuter様、Happyending様、koma様、lemmmon様、miumiu様、聖様
10月15日〜 9時公開

Comedy
ラブ(R)度★★★☆☆/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★★★★/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度☆☆☆☆☆
F4とつくしは大学生。類が持ち出したのは、あみだくじ。つくしとのデートの順番を決めるため。そして、一番になったのは司。でも、ゴージャスなデートを目論む司の思惑は次々はずれてしまう。さて、二番手は?
参加者:河杜花様、lemmmon様、miumiu様、plumeria様、りおりお様、星香様、空色様、やこ様
10月16日〜 3時公開

Fantasy
ラブ(R)度★★★★★/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★☆☆☆/ドンパチ度★☆☆☆☆/シリアス度★★☆☆☆
のどかで平和なマッキーノ王国。でも戦争の魔の手が迫ってくる。敵国シヴァ王の狙いは美しく快活なツクシ姫。危機を脱するべく、幼なじみの四王子のもとへ助けを求めに行くことになった。でも魔法で送られた先は違う世界だった!
F4それぞれのエンドをお楽しみください。
参加者:asuhana様、Gipskräuter様、河杜花様、lemmmon様、凪子様、オダワラアキ様
10月15日〜 21時公開

Battle
ラブ(R)度★☆☆☆☆/ロマンチック度☆☆☆☆☆/コメディ度★★★★★/ドンパチ度★★★★★/シリアス度★☆☆☆☆
家庭教師のバイトが休みになったある日、つくしは類にバイトに誘われる。F3とともに家へ向かうとそこにはコンピューター。開発した体感型オンラインゲームを試してみたいとのこと。5人でゲームの世界に飛び込んだが、元の世界に戻れなくなってしまう。どうなるF4とつくし!
参加者:asuhana様、あお様、ロキ様、miumiu様、桃伽奈様、plumeria様、星香様、空色様、たろさ様、やこ様
10月15日〜 15時公開

Darkness
ラブ(R)度★★★☆☆/ロマンチック度☆☆☆☆☆/コメディ度☆☆☆☆☆/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度★★★★★
30代も半ばを超えたF4。交流の絶えていたつくしがF4のもとに現れる。人妻となっているつくし。彼女がF4に求めるものは?そして、F4はどう応えるのか?打算と欲望がぶつかり合い、暗い衝動が皆を支配する。暗闇が口を開け、皆を飲み込んでゆく。混乱が幕を開ける。
※こちらはハッピーエンドではない可能性がありますので、十分覚悟の上お楽しみいただければ幸いです。原作つくしの明るさや、純真さが好きな方にはオススメしません。読み終わった後の誹謗中傷的なコメントも頑張って書いた二次作家様たちが泣いてしまうので、心の中だけでお願いします。
参加者:asuhana様、lemmmon様、ロキ様、桃伽奈様、凪子様、オダワラアキ様、plumeria様、星香様、やこ様
10月16日〜 0時公開


【リレー参加サイト一覧】
(CP別、サイトマスターアルファベット順)
※リレーのエンドとは異なる可能性があります。

★司×つくし
Happyending様 With a Happy Ending

koma様 とりあえず…まあ。

きぃ様 Tsukasa&Tsukushi's DiaryTresor~*トレゾア*

lemmmon様 甘さとスッぱさと

やこ様 Beautifuldays 

☆類×つくし
桃伽奈様 紅茶カップ

凪子様 ビー玉の瞳

オダワラアキ様 dólcevitaオダワラアキの二次小説置き場

りおりお様 類♡だ〜い好き 

聖様 夢見月~Primavera~

星香様 駄文置き場のブログ

空色様(パス制となります) 空色の時間

たろさ様 lale

★総×つく
Gipskräuter様 gypsophila room

河杜花様 柳緑花紅

miumiu様 おとなのおとぎばなし

plumeria様 Pas de Quatre

四葉様 ツクヅクシ

☆あき×つく
あお様 あおいろ

★ALL
asuhana様 明日咲く花

ロキ 乙女椿





cup 巡る季節の中で 9

2017.09.15 Fri

黄葉

NYにも四季はある。でも、日本と違って、ある日突然季節が変わる。この前まで酷暑でゆだっていたのが、いきなり秋になり、ハドソン川沿いの遊歩道の並木は、一斉に黄色く変わった。今が一番過ごしやすい季節。来月になると、もう冬の気配が漂ってくる。

日本では、季節の移り変わりを気にしたことがなかった。常に空調の効いた空間で過ごし、移動も車が多かったから。でも、なんとなく過ごしていた灰色の毎日が、いきなりくっきりと色づき、季節ごとのイベントは大切な思い出の日になった。春は桜、夏は花火、秋は紅葉狩り、そして、冬はクリスマス。――お前がいたからだ。

牧野、元気にしているか。
俺は今、あっという間に移り変わる季節の中、毎日を駆け抜けるように過ごしている。時間に追われて、勉強も仕事もきりがないほど続き、寝る暇もない。でも、わかってきたことがある。俺は、仕事ができる。学んだことがそのまま仕事に直結し、頭の中で整理されていく。それが面白くなってきている。だから、ここNYへ来たことは、間違いではなかった。

でもな、時々、無性にお前の声が聞きたくなる。
課題と仕事で寝る暇がなかったとき。
会議が終わって、一息ついて、部屋の窓から夜景を見ているとき。
寝る前に酒で緊張をほぐしているとき。

「どーみょーじっ!」
お前ぐらいだったよな。俺のことを道明寺って呼ぶのは。…そう呼ばれてぇよ。

総二郎が写真を送ってきた。おい、なんで変顔なんだよ!まともな顔の写真はねーのかよ。思わず笑っちまった。…久しぶりに笑ったな。

サンキュ、総二郎。

一言だけの返事を送り、次の仕事へ向かう。
車の外は、黄色く色づいた並木道。

俺はこの町で生きていく。お前らも頑張れ。
牧野、お前は笑っていろ。
…また会う日まで。





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